友 だ ち の 風 景
  ○○くんのおそうじ  1年女子

○○くんは

3ぱんのところにこぼれていた水をふいていた。

えらいな。

わたしもいっしょに ふいてあげたかったな。

でも きがつかなかった。

○○くんは えらいな。

    
悪かった      4年 男子 

 ○○君が □□君のトーテムポールをわった。

 いっしゅん みんな ハッとした。

 ぼくは 「わる(いな)・・・・・。」

         と言って 気がついた。

 ○○君は わざとやっていない。

 ぼくは わるかったと思った。

 ぼくは 全部いわなくて と中で気がついた。

 今度から なにもわる口を言わないで

 「だいじょうぶ。」の一言にしようと思った。
             
              1982年度

    
何・何だよ      4年男子 

 ぼくが A君に話しかけたら、

 「何。」とへんじが返ってきた。

 やさしい声で。
 
 そして B君がA君に話しかけたら、

 「何だよ。」とへんじが返ってきた。

 まるで 昔の 白人と黒人の差別のように。

 アメリカでは リンカーンやケネディが

 差別反対といい 殺されたけど

 本当に 差別反対だ。

 人類みな兄弟というぐらいだ。

 差別なんておかしいよ。

 差別なんかして 仲悪くなったら

 リンカーンやケネディが 天国でおこるぞ。

             1982年度

  
○○さんガンバレ! 2年女子 
 
 ○○さん こういうときは   

 いっくらないてもいいの。

 でも おわったら 

 あんまり口に出してはいけない。 

 ○○さんガンバレ




 そういうときは、

 一番いいことをするの。

 それでもだめなら 走るの。

 走って走って

 だれもいないとこへ行って なくの。

 大声で「まけるもんか
!!」とさけぶの。

 わたしも、いったことがあるのよ。

 しかられたときに、

 走って 

 だれもいないとこにいって さけんだの。



 わたし、帰ったら、

 誰も知らないところへいってね。

 「○○さんガンバレ
!!」って

 大声でどなるつもり。

 ○○さん、まけないで。 

 やくそく ゆびきりげんまんよ。

           1976年度


   
注釈  ○○さんのお父さんが急死されました。
       それを聞いたクラス全員が1時間泣き通
       しました。泣きながら一人が叫んだ「○
       ○さんをなぐさめる手紙を書こう。」か
       ら、その日のうちに生まれた文集に書か
       れていた詩です。